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黒いスープの札幌「爐」のラーメン、ラー博に限定復活

爐の「スペシャルら~めん」

爐の「スペシャルら~めん」

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 札幌のラーメン店「名人の味 爐(いろり)」が11月4日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に出店した。3週間の期間限定。

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 「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を7月に始めた。

 プロジェクト第7弾として出店した「名人の味 爐」は、1951(昭和26)年に初代店主の大関十一郎さんが、北海道大学の恵迪寮(けいてきりょう)近くで創業した。当時の店舗内にいろりがあったことから屋号に「爐」を使った。同館には1996(平成8)年3月~9月に出店した。

 看板メニューの「スペシャルら~めん」の特徴は黒いスープ。野菜と魚介類を自家製ラードで焼いた特製焦がしラードに、豚骨を強火で炊いたパイタンスープとたれを加えて作る。麺は西山製麺の多加水熟成ちぢれ麺を使い、具材にひき肉、イカ、ホタテ、ツブ貝、アサリ、チャーシュー2枚をトッピングする。

 提供するメニューは「スペシャルら~めん」(1,300円)、「醤油ら~めん」(930円)ほか。

 広報担当の小林綾子さんは「26年の時を経て、『名人の味』がラー博に復活した。インパクトのある黒いスープは魚介のうまみがぎっしりと詰まっている。創業から約70年、札幌のお客さまの心と体を温めてきた味を楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「名人の味 爐」の出店は11月24日まで。

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