よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町1175、TEL 045-959-1000)で7月30日から、絶滅危惧種「アムールヒョウ」の公開が始まった。
最北の地に生息しているヒョウのひとつであるアムールヒョウ。毛が長く、厚いのが特徴。現在野生種は、ロシア南東部アムール川流域の森林に数十頭しか生息していないと言われている。
同園には6月29日、広島市安佐動物公園(広島県広島市)から雄のダッシュ(2歳)が来園。園内での健康チェックが終わったため、現在開催している「ナイトズーラシア」の初日に一般公開された。
アムールヒョウは夜に狩りを行うため、ナイトズーラシアでは光る目や活発に動く様子が見れるときもあるという。
アムールヒョウ担当の大谷美穂子さんは「当園でのアムールヒョウの飼育・展示は今回が初めて。世界的にも珍しいヒョウなので、この夏にダッシュに会いに来ていただけたら」と話す。
入園料は、大人=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円。ナイトズーラシアは8月の土曜日・日曜日と12日。開催時間は昼間の開園に引き続き20時30分まで。