一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(横浜市港北区新横浜2)が4月、知的・発達障がい児対象のサッカースクール「にじいろくらす」をマリノストリコロールパーク新吉田(横浜市港北区新吉田東8)で開校する。
同クラブではこれまで、中学生以上のメンバーが所属する知的障がい者サッカーチーム「横浜F・マリノス フトゥーロ」や電動車いすサッカー大会の運営などを展開してきた。
知的・発達障がい児を対象とした単発のサッカー教室なども行ってきたが、年間を通したサッカースクールの開校は今回が初となる。過去のイベントでは保護者からは「知的・発達障がい児が安心してスポーツをする場所がない」といった声があったことから、子どもたちが定期的に活動できる場所を提供したいと開校を決めた。
対象学年は小学3~6年生。サッカーやスポーツの技術のほか、仲間とのコミュニケーションや協力して挑戦する気持ちなども伝えていくという。
同クラブスポーツ事業本部スクール・ふれあいグループの斎藤幸宏コーチは「『にじいろくらす』は、虹のようにさまざまな色があってよい。一人一人の個性がそれぞれあって、みんなよい。という思いから名付けた。子どもたちはもちろん、家族など関わる皆さんが笑顔になれるよう、サッカーを通して楽しく成長できる時間をつくっていきたい」と話す。
活動日時は毎週木曜16時30分~17時30分。月会費は8,350円(入会金1万1,000円)。