對木裕里個展「ばらばらの速度」が10月9日、横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で始まる。
美術の枠や社会的評価にとらわれず、さまざまなジャンルのアーティストの表現活動に目を向けるシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」として開催する同個展。今回は「人や場所や時代が『もの』にどのような意味付けをしているのかを考察し、意味が転換する瞬間をかたちにした彫刻」を作る對木さんの作品を紹介する。
会期中は未発表の新作を中心に、ちょっとナンセンス、かつ不思議なダンスに誘うような展示を表現。石こう、木材、石、ブロンズ、粘土、紙、カラービニール、ジャガイモ、オレンジなどさまざまな素材を使った実験的な作品が並ぶ。
併せて9日にはアーティストトーク(15時~16時、参加費500円)、23日にはワークショップ「石と、石と全然ちがうもののレリーフ」(14時~16時、参加費1,000円)、30日には対談(15時~16時30分、参加費500円)もそれぞれ予定する。
会期は10月31日まで。時間は10時~18時。入場無料。