「海賊たち(CORSAIRS)」をメインイメージにする横浜ビー・コルセアーズ(横浜市都筑区中川中央1)は、「海の日」の7月21日に横浜市庁舎1階アトリウムで新体制発表記者会見を行い、来シーズンの基本方針を発表して出航した。
会見の冒頭では、来年結成70年を迎える横浜海洋少年団のパフォーマンスが行われ、手旗信号で「かんばれ よこはま びーこるせあーず」と新シーズンへの出航を祝福。続いて横浜市市民局スポーツ統括室長の西山雄二さんが登壇し「スポーツでまちづくりをしていきたい。優勝旗を横浜に持ってきてほしい。そして横浜を長く愛してほしい」とメッセージした。
2021-22シーズンのチームビジョンについて植田哲也社長、選手編成とスローガンを竹田謙ゼネラルマネージャー、勝利に向けたチームについて青木勇人ヘッドコーチの3人が説明。植田社長は、経営基盤の確立と、リーグが決める新B1基準達成のため「スポンサー収入で6億、チケット収入で3億、Bリーグでナンバーワンのアカデミーで2億、そのほかで1億を目指していきたい」とした。
竹田GMは、新シーズンのスローガンを「図太く大胆にやるしかない」という気持ちを込めて「DARE TO BE BOLDにした」と発表した。青木勇人ヘッドコーチは「勝つことがみなさんへの恩返し」とし、得点の取れるオフェンス体勢の拡充を重視し、併せて「選手一人一人がコートで輝けるように」していく方針を示した。
昨季に続きキャプテンを務める生原秀将選手が最後にあいさつ。「ファンの方々から求められるようなチームを目指して、キャプテンとして在籍3シーズン。いろいろなことを責任を持って取り組んでいきたい。新たなスタッフ、メンバーと、ヘッドコーチを迎えてチャレンジしている。10月からは、みなさんにワクワクしてもらえるような、ハッピーになってもらえるようなシーズンを送りたいと思う」と新シーズンに意欲を見せた。