東急東横線大倉山駅近くの大倉山公園梅林(横浜市港北区大倉山2)の梅が見頃を迎えた。
約1万平方メートルの敷地内に、46種類約220本の梅が植えられている同梅林。とがった花びらの剣弁と丸い丸弁が一本の木で咲く「書屋の蝶(ちょう)」や、一つの枝に淡い赤と白の花が咲き乱れる「思いのまま」、中国伝来の緑がかった花が咲く「緑萼梅(りょくがくばい)」など珍しい品種を鑑賞できる。
今年も1月下旬から品種によって、早咲きから遅咲きまで順番に開花しており、現在多くの花を楽しむことができる。
例年この時期に「大倉山観梅会」が催されてきたが、今年はコロナ禍の影響で早々に中止が決まった。
観梅会に合わせて開催してきた港北区の花「梅」をテーマにした「こうほく梅の写真コンテスト」は開催中。今年1月1日から3月31日までの期間、港北区内で撮影された梅をテーマにした写真を募集している。入賞作品は区役所や大倉山記念館ギャラリーで展示予定。応募は港北観光協会事務局まで。