男子バスケ・Bリーグの横浜ビー・コルセアーズは、2月13日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館に島根スサノオマジックを迎えたゲーム2は、89-77のスコアで島根に勝利した。
2月10日に富山グラウジーズ、12日に島根スサノオマジックとのゲーム1と、タイトなスケジュールが続いた平塚シリーズ。無念にも連敗となり、何としても最終日は白星をつかみたい思いにあふれていた。
2月6日の京都ハンナリーズ戦で軽度の左足底筋肉離れで負傷したロバート・カーター選手(#4)に続き、10日の富山グラウジーズ戦でエドワード・モリス選手(#32)も軽傷の右足ヒラメ筋肉離れで戦線を離れ、ビックマン2人を欠いての陣容でのゲームとなった。
第1Q(クォーター)は、島根のデモン・ブルックス選手がゲームを主導。横浜は森川正明(#9)と河村勇輝(#0)の両選手が活躍して島根を追い続けるも22-25でリードを許す。第2Qでも、森川・河村の両選手が中心となって加点。同点状態からレジナルド・ベクトン選手(#7)らの活躍でリードを奪い43-39で後半へ突入した。
後半に入り、両チームが互角に組み合うゲーム展開。ロースコアのクォーターとなるも両チームの勝利への執念がハードにぶつかり合う。エキサイティングなシーンが続く中で、横浜はリードを死守して3点リードの57-54で最終クォーターに。
最終クォーターで、生原秀将選手(#46)が見せ場を作る。3ポイントシュートを連続してを沈めたり、スティールを成功させたりすれば、ベクトン選手、パトリック・アウダ選手(#1)も勝利への執念をプレーで随所に見せた。最終スコア89-77で横浜が勝利した。
横浜のカイル・ミリングヘッドコーチは、「選手の戦う姿勢をとても誇りに思う。負傷者もあり、気持ちにも疲労感があった中で最後までプレーをしてくれて、全員がチームに貢献した試合で理想的な勝ち方ができた」とゲームを総括して平塚シリーズを終えた。