乳がん体験者(サバイバー)やその家族を応援する演劇ワークショップが9月5日、みどりアートパーク(横浜市緑区長津田2)で始まる。主催は乳がんをテーマにエンタメを発信する横浜のクリエイター集団「THE RABBITS BASE」と、来年3月上演予定の創作劇「ブレストウォーズ 恋する標準治療!」(ブレ恋!)製作実行委員会。
ブレ恋!の脚本家・演出家で、自身も乳がんサバイバーでもある鹽野(しおの)佐和子さんが、治療のリアルを「横浜発のメディカルラブコメディー」として発信し、社会に啓発しようと企画した。
ワークショップは9月5日・12日・26日、10月10日・17日・31日、11月7日・14日・28日、12月12日の全10回。1回から参加可能で、歌やダンス、せりふの稽古、シアターゲームなどを体験できる。鹽野さんは「乳がんに限らず、なんらかの大変な治療体験がある方、家族に体験者がいる方など誰でも参加できる。演劇を通して自身の思いを表現していただけたら」と話す。
参加費は1回=2,860円~(別途教材費)。申し込みはPeatixから。参加者の中から希望者は来年3月上演予定の「ブレ恋!」でプロ俳優と共演可能。