未使用の布やボタンなどの手芸用品を販売するリサイクルマーケット「夏をたのしむ めぐる布市」が7月20日~23日、工房「森ノハナレ」(横浜市青葉区鴨志田町)で開催される。
企画はエコ・サステナブル情報メディアの運営や、持続可能で有機的な地域社会をつくるために活動をしているNPO法人森ノオト(TEL 045-532-6941)。「布の循環」をテーマに、使われなくなった布を再活用する活動「アプリケ」の一環で企画した。「森ノハナレ」は同NPOの事務所別館で工房兼ギャラリー。
2016(平成28)年から未使用布の寄付を募集したところ、全国から多くの布と共にボタンやリボン、羊毛、ファスナーなどが寄せられた。寄付された布は手仕事で布小物に仕立てて販売をしてきたが、今後は集まった布などの手芸用品そのものを販売することで、新たな作り手を増やしていく。
6月に開催されたトライアルでは27人の参加があった。アプリケ事業部の齋藤由美子さんは「めぐる布市は、寄せられた大切な布や手芸用品を新たな使い手へとつなぐ場」と話し、「今回はさっぱりとした心地のいい布地や夏らしさを演出するビビットな柄物をはじめ、ボタンやビーズ、糸などさまざまな手芸用品がリーズナブルな価格で並ぶ。布との一期一会の出合いを楽しんで」と呼び掛ける。
開催時間は各日10時~11時30分、11時30分~13時、13時~14時30分。各時間5人限定の予約制。