本物の桜を見ながら日本酒を楽しむイベント「6月の八重桜と花見酒」が6月20日・21日、綱島駅近くの居酒屋「刺身と原始焼 ダイキチきんぎょ」(横浜市港北区綱島西2、TEL 045-642-8572)で行われる。
カウンター前の炉端で炭火焼きした焼き魚や刺し身、おばんざいなどを提供する同店。新型コロナウイルスの影響で4月6日から約1カ月間休業し、5月7日からはテークアウトや時短営業を行ってきた。
今回は外出自粛によって、例年のように楽しめなかった花見を店内で楽しんでもらおうと企画。堀園芸(奈良県)の協力で、実験的に開花を遅らせた本物の八重桜を店内に生けて、日本酒のほかドリンクや料理を提供する。
当日は60席ある客席を約半数に減らすほか、席をパーティションで仕切り、アルコール消毒の徹底、店内の換気などの感染防止対策を施す。
店長の山本尚史さんは「蔵元さんが令和になってから初めて醸した春の吟醸蔵酒がそろっている。新しい生活様式になっても、花見酒は続けたい文化。今年花見を心から楽しめなかった方は当店で花見酒を」と話す。
参加は予約優先(飲食は実費)。開催時間は両日もと12時~22時。