新横浜公園(横浜市港北区小机町)で3月23日、小学生のアイデアから生まれた「こどもマップ」の無料配布が始まった。
「新横浜公園をプロデュースしてみませんか」というテーマで昨年、小机小学校の児童らと「こどもサミット」を開催した同園。児童は総合学習の時間を利用して、昨年5月から話し合いや同園の調査を行い、10月に全20班が同園の新しい楽しみ方を発表した。
今回はこのなかで特に意見が多かった「子ども向けの公園マップ」を実際に作成。同日より園内レストハウスで配布された。
マップは八つ折りに畳んでポケットに入るサイズ。園内の遊び場所や観察できる生き物の紹介、クイズ、雷が鳴った際の避難場所などが記載されている。
公園管理局事業部事業課の松森元弘さんは「マップだけではなく、いろいろな楽しみ方ができるよう工夫した。ホームページからもダウンロードできるので、家族や友だち同士で楽しんでいただけたら」と話す。
今後は季節ごとに内容を変えて配布予定。