港北経済新聞の2017年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、第三京浜道路と首都高速神奈川1号横羽線を結ぶ「高速神奈川7号横浜北線(きたせん)」開通を伝えた記事となった。
2001年の事業着手から約17年で完成した同路線。横浜北部エリアと首都高横羽線・湾岸線とのアクセス向上が期待され、建設中から注目度が高かった。
現在は第三京浜道路と東名高速道路を結ぶ「北西線(ほくせいせん)」の工事が進行中。7位には同工事に関連するニュースがランクインした。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 第三京浜と横羽線結ぶ「横浜北線」開通 横浜北部と臨海部のアクセス向上へ(3/19)
2. あざみ野ガーデンズに手ぶらバーベキューできるアウトドア施設 通年でイベントも (6/5)
3. センター北の親子鉄道カフェで巨大展示リニューアル プラレールアーティストが刷新(3/2)
4. 日本一富士山がきれいに見える地下鉄駅「川和町駅」で初富士くっきり(1/1)
5. 横浜北部と御殿場プレミアム・アウトレット結ぶ直行便、日吉駅の乗り入れ開始へ(3/3)
6. 元住吉から恩田まで臨時列車で行く東急電鉄長津田車両工場見学ツアー(6/2)
7. 東名高速道路横浜青葉ICで大規模架橋工事 東名川崎まで夜間通行止め(9/9)
8. セン南商業施設キーサウスが今夏リニューアル 増築棟は7月下旬完成予定(6/19)
9. 遊水池兼ねた新横浜公園、台風21号の影響で一部閉鎖(10/23)
10. ズーラシア隣の「里山ガーデン」で秋の大花壇が公開中 コスモスなど秋の花が見ごろ(9/25)
2位には郊外型商業施設「あざみ野ガーデンズ」(横浜市青葉区大場町)にオープンしたアウトドア施設の記事。屋外テラスでバーベキューを楽しめる。
3位はプラレールアーティストの「ぺたぞうさん」の協力で公開された巨大レイアウトの話題。親子向け鉄道カフェ「Train Toys(トレイントイズ)」(横浜市都筑区中川中央1)は、店内のほか、外部のプラレールイベントにも参加している。年末には、今後のイベント協力と移転準備のため、閉店することが決まった。
4位は元日掲載の「初富士」。「富士山が日本一綺麗に見える地下鉄の駅」に認定されている横浜市営地下鉄川和町駅からの富士山で、2018年の初富士にも期待がかかる。
5位には東横線沿線からの利便性が向上した御殿場プレミアム・アウトレット直行便。6位は通常の路線利用では通らないルートの臨時列車に乗れるツアーの記事がそれぞれランクインした。
8位はセンター南のキーサウス増築を伝える記事。リニューアルオープンや新規オープンなど各種店舗が入れ替わり、屋上にはこのエリアに少なかったバッティングセンターも用意された。
台風の多かった今年を象徴する話題は9位。台風21号の影響で新横浜公園が浸水したが、もともと園内は鶴見川の遊水池の機能を兼ねており、河川の増水を抑制した。
10位にランクインしたのは秋の里山ガーデンを伝える記事。春に開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のメイン会場の一つとして整備された里山ガーデン。秋の花が咲き誇る大花壇が期間限定で公開された。
第三京浜と東名高速をつなぐ「ほくせいせん」の開通や相鉄線・JR線・東横線の相互直通運転などをひかえる港北エリア。個人店から大型施設まで、さまざまな新規出店・閉店で街の動きも目まぐるしい。2018年も港北経済新聞は、この魅力あるエリアの動向を「街の記録係」として発信していく。