日産スタジアム(横浜市港北区小机町)で5月29日、元ラグビーニュージーランド代表主将のリッチー・マコウさんらによるトークセッションが行われた。
ラグビーワールドカップの2011年ニュージーランド大会、2015年イングランド大会でニュージーランド代表として連覇した経験をもつマコウさん。同26日から東日本大震災被災児童自立支援プロジェクト「RICHIE MCCAW Charity for ALL」の一環で来日しており、岩手県釜石市、東京とともに、2019年ラグビーワールドカップファイナルスタジアムとなる同スタジアムを訪れた。
当日はマコウさんと柏崎誠横浜市副市長、アンドリュー・マコーミックさん(元ラグビー日本代表主将)、小野晃征さん(ラグビー日本代表)が登壇して、トークセッションを行った。
マコウさんは今回の来日で、東北・東京・横浜で「キッズラグビークリニック」を開催。トークセッションでは交流した子どもたちの印象やワールドカップ連覇の感想などを話した。「2019年には横浜は、多くの国からサポーターがやってきて、敵味方関係なく盛り上げてお祭りのようになるだろう。横浜のみなさんにはそのお祭りを楽しんでもらい、そしてぜひスタジアムでラグビーを見てほしい」と話した。
柏崎副市長は「2019年ラグビーワールドカップに参加する選手は、誇りと責任を持ってここに臨んでくる。こちらはその選手の皆さんがすばらしいプレーができる環境を第一に盛り上げていきたい」と抱負を語った。