横浜・青葉のアートスペース「JIKE STUDIO」(横浜市青葉区寺家町、TEL 045-350-3804)で現在、友禅染の一つ「糸目友禅」を使った作品の企画展「harunachico(ハルナチコ)の世界展」が開催されている。
harunachico(ハルナチコ)はTシャツに絵を描いていたアーティストの市橋聡子さんと京都の染工人・三村誠さんによるユニット。模様の輪郭を「糸目」と呼ばれるのりで描き防染する「糸目友禅」の技法を使って、Tシャツや日傘、バッグ、陶器などの日用品に絵を描くことで知られる。
同館での展示は3回目。今回はTシャツや日傘、バッグ、陶器などの作品を展示しているほか、普段は描かないという1.7メートル×2.8メートルのキャンバスを使った絵画作品も披露した。作品はすべて購入することも可能。
ギャラリー企画担当の坂上浩美さんは「遊び走るように描かれ、一点一点手染めで作られた作品は、どれも身につけると楽しい気持ちになる。子どもから大人まで楽しめるのでこの機会にお越しいただけたら」と話す。
開催時間は10時30分~17時。7月14日まで。