都筑の街の中にある「形」をテーマにした写真展示が、都筑区役所1階にある区民ホール（横浜市都筑区茅ヶ崎中央）で開催されている。主催は写真愛好家グループの「都筑写真倶楽部」。

　自由作品と課題作品を集め、毎年1回開催してきた同団体の写真展。17回目となる今回は、課題テーマを「都筑の形○・△・□・・・（丸・三角・四角）」とした。会場には、センター北駅前の観覧車や大塚歳勝土遺跡の竪穴、公園の椅子の影などをさまざまな視点でとらえた作品21点が並ぶ。

　作品「街角」を展示した山下友彦さんは「いつも通り過ぎる景色が、課題を通して違ったものに見えてくる。バスに乗っても歩いていても、思わず図形を探す日々で、偶然出会ったかたちを撮った」と話す。

　広報担当の上村久治さんは「毎回課題展を楽しみに来てくれる来場者もいる。会員一人ひとりの視点の違う面白さをご覧いただけたら」と話す。

　開催時間は9時～17時。17日まで（最終日は16時まで）。入場無料。