よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1000)で12月22日、冬至にちなみ、チンパンジーにユズ、カボチャ、ネギがプレゼントされた。
冬至は1年で最も夜が長くなる日。日本では風邪の予防のため、ユズ湯に入ったり、カボチャを食べたりする習慣がある。今回はこの冬至にちなみ、体を温め、病気への抵抗力を養うと言われているユズ・カボチャ・ネギがプレゼントされた。
チンパンジーは最も人間に近い類人猿で、同園には雄2頭、雌5頭が飼育されている。当日はボスである雄のカズヤを筆頭にプレゼントが与えられた。
同園広報担当の須田朱美さんは「チンパンジーの社会では他人の食べているものを横取りすることはしないが、エサは早い者勝ち。今回は気温が高かったのでチンパンジーたちも活動的で競うように荒々しくプレゼントに群がった。このプレゼントで体を温めて、寒い冬を乗り切ってほしい」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分(入園は16時まで)。入園料は、大人(18歳以上)=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。