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横浜北部の特産品使った「丘のヨコハマお土産」、たまプラ桜まつりでお披露目へ

青葉区の米粉を使ったココフランなどが完成した

青葉区の米粉を使ったココフランなどが完成した

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 美しが丘公園(横浜市青葉区美しが丘2)で4月4日・5日に開催される「たまプラーザ桜まつり」で、横浜北部の新たなお土産として開発された米粉を使った「シフォンケーキとココフラン」がお披露目される。

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 「港町」のイメージが強い横浜のなかで北部地域(=丘側)には田園風景が広がり、特に青葉区は米が地域の特産品となっている。そうした知られざる横浜北部地域の魅力発信を目的に、1月には青葉区内の企業や個人など有志により「丘のヨコハマお土産」プロジェクトが始まった。

 プロジェクトでは、横浜北部地域独自の「お土産」がないことから、地元農家の特性を生かした商品を開発。資金は、横浜の地域課題解決クラウドファンディング「ローカルグッドヨコハマ」で集めている。これまでに、70人以上の応援者から90万円以上が集まっており、現在も資金提供を募集している。

 お披露目される商品は、青葉区内で作られた米粉や野菜、果物を使ったシフォンケーキ(桜・明日葉・甘夏の3種類)と焼き菓子のココフラン(桜・甘夏の2種類)。菓子製造・販売などを手掛けるさくら工房(青葉区市ケ尾町)が開発した。

 シフォンケーキは横浜北部地域には多品種少量生産の野菜や果物が多いことから74種類の試作品があり、今後は季節ごとに種類を変えて提供していくという。

 さくら工房代表の櫻井友子さんは「地域の方々の意見を取り入れて、みんなで一緒につくりあげてきたお土産。心を相手に渡したい、大切な人に送りたい、など豪華ではないがあたたかい気持ちが伝わるお土産となった」と話す。

 たまプラーザ桜まつりの開催は10時~17時(5日は16時30分まで)。「丘のヨコハマお土産」は6月から本格販売を目指す。

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