プレスリリース

「2025 国際医用画像総合展(ITEM 2025)」に出展

リリース発行企業:株式会社JVCケンウッド

情報提供:

株式会社JVCケンウッドは、4月11日(金)から13日(日)までパシフィコ横浜で開催される「2025 国際医用画像総合展(ITEM 2025)」に出展します。

当社ブースでは、「画像診断用モニターの医療機器化」に向けて、新たに特定保守管理医療機器※1「GSDF※2キャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」として、6月より順次発売を予定している“i3シリーズ”のフルラインアップを中心に展示します。また、画像診断用モニターの品質管理に対応し、DICOM GSDF規格に準拠したソフトウェアも紹介します。

※1:医療機器のうち、保守点検、修理その他の管理に専門的な知識及び技能を必要とすることからその適正な管理が行われなければ疾病の診断、治療又は予防に重大な影響を与えるおそれがあるものとして、適正な管理が厚生労働省より指定されているもの。
※2:Grayscale Standard Display Function の略。医療におけるデジタル画像および通信に関する標準規格「DICOM Part 14」における項目として規定。

当社ブースイメージ

<主な展示内容>(当社ブース:No.D5-03)
1.特定保守管理医療機器「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」フルラインアップを展示
厚生労働省の2024年7月8日の告示※3により、「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」が特定保守管理医療機器に指定されました。同告示を受けて、当社は2024年11月28日に報道発表したとおり、神奈川県より一般医療機器(クラスI)の製造販売が可能な「第三種医療機器製造販売業」の許可を取得。2025年6月より、新たに「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」に該当する商品として、“i3シリーズ”を中心とした画像診断用モニターを順次発売していきます。当社ブースでは今回、そのフルラインアップを展示します。

※3:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第二条第五項から第七項までの規定により厚生労働大臣が指定する高度管理医療機器、管理医療機器及び一般医療機器の一部を改正する件(令和6年7月8日厚生労働省告示第240号)、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第二条第八項の規定により厚生労働大臣が指定する特定保守管理医療機器の一部を改正する件(令和6年7月8日厚生労働省告示第241号)、医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令第五条の五第三項の規定に基づき製造管理又は品質管理に注意を要するものとして厚生労働大臣が指定する一般医療機器の一部を改正する件(令和6年7月8日厚生労働省告示第242号)。

1)画像診断用モニターのフルラインアップを展示[“i3シリーズ”]
●マンモグラフィ向け
・1200万画素30.9型カラー液晶モニター「CL-S1200M」
・500万画素21.3型カラー液晶モニター「CL-S500M Dualstand」など
●PACS向け
・600万画素30型カラー液晶モニター「CL-S600M」
・200万画素21.3型カラー液晶モニター「CL-S200M」など
[その他]
●病院情報システム(HIS)/電子カルテ/クリニック向け
・200万画素21.3型カラー液晶モニター「CL-R211M」など



「CL-S600M」

2)画像診断用モニター“i3シリーズ”より主要モデルを紹介●USB Type-CTMケーブル1本で映像伝送が可能、遠隔・在宅読影などに対応する「CL-S301M」
USB Type-CTM(DisplayPort Alternate Mode)に対応する300万画素21.3型カラー液晶モニター「CL-S301M」を展示します。
本機は、USB Type-CTMケーブル1本で映像伝送と給電を可能とし、ノートPCやモバイル端末とのスマートな接続を実現。配線をすっきりさせ、快適な作業スペースを確保できます。また、KVMスイッチ機能※4を搭載し、2系統入力にも対応。本機1台で2つの異なるPC端末の入力切り替えが可能となり、設備費用の削減と省スペース化にも貢献します。大規模な病院はもちろん、クリニックや遠隔・在宅でのニーズに対応し、医療機関、および医療従事者の業務効率化や働き方改革をサポートします。
※4:KVM(Keyboard, Video, Mouse)スイッチ機能:1つのキーボード、モニター、マウス(KVM)で複数のコンピューターを制御する機能。



「CL-S301M」


●30.9型1200万画素を実現、AI画像診断結果などの同時表示にも最適な「CL-S1200M」業界最高水準※5の高解像度1200万画素と30.9型のワイド大画面を実現したマンモグラフィ向けカラー液晶モニター「CL-S1200M」を展示します。
本機は、マンモグラフィ画像の二画面表示をはじめ、CT・MRI・超音波・病理などの同時表示に対応。1画面にビューワー、レポート、AI判定など、さまざまなアプリケーションウィンドウも自由にレイアウトが可能です。ワイドでシームレスな大画面により、快適な画像環境を提供するとともに、視線移動の負荷を軽減し、スペースの有効活用にも貢献します。また、AIの学習のために大量の教師データの作成を要する医用画像AIソフトウェアの開発においても、大画面・高画質表示により、長時間かつ集中力を要する医師の作業をサポートします。
※5:放射線画像診断で利用される医用モニターとして(2025年3月現在、当社調べ)。



「CL-S1200M」


2.画像診断用モニターの品質管理に対応、DICOM GSDF規格に準拠したソフトウェア特定保守管理医療機器として求められる画像診断用モニターの品質管理に対応し、DICOM GSDF規格に準拠したソフトウェアを展示します。画像表示の品質維持・管理を実現するモニター精度管理ソフトウェア「QA Medivisor Agent」※6、およびネットワークの品質管理ソフトウェア「PM Medivisor」※7を紹介。また、GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイの精度管理に関する基準を定めた新しいガイドライン「JESRA TR-0049」に基づく精度管理方法なども紹介します。
※6:「QA Medivisor Agent」はオプションとなり、医療機器ではありません。画像診断用モニターには同梱されています。
※7:「PM Medivisor」はオプションとなり、医療機器ではありません(別売)。



「PM Medivisor」

<「2025 国際医用画像総合展(ITEM 2025)」の概要>
開催期間:4月11日(金) 10:00~17:00
     4月12日(土) 9:30~17:00、
     4月13日(日) 9:30~15:00
主催:一般社団法人 日本ラジオロジー協会(JRC)
運営:一般社団法人 日本画像医療システム工業会(JIRA)
会場:パシフィコ横浜 展示ホール A(一部)、B、C、D (予定)
公式URL:https://www.jira-net.or.jp/event/item.html


<商標について>
・記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
・「QA Medivisor Agent」「PM Medivisor」は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。                                www.jvckenwood.com

当社リリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2025/0327-01/

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