阪神淡路大震災から30年の節目を迎える2025年1月17日、有限会社山本商事(京都市伏見区、代表取締役:山本潤一)は、災害時の新たなソリューションを提案するプレスリリースを発信いたします。
同社は発熱剤を活用した食品加熱キット「HOTPLUSシリーズ(ホットプラス)」を活用し、災害時の温かい食事の必要性を提案する大手食品メーカー、飲食店、防災食品商社との共同プロジェクトを立ち上げ、2025年2月6日(木)・7日(金)にパシフィコ横浜で開催される「第29回 震災対策技術展 横浜(第5回 防災食品展)」に「温かい災害食」を出展いたします。
災害時の温かい食事提供の重要性
阪神淡路大震災で多くの命が奪われた後、避難生活における「温かい食事」の提供により心身の健康維持に与える重要性が広く認識されるようになりました。しかしながら、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、被災時の食をとり巻く環境が30年前と何ら変わらず、厳冬期に被災し温かい食べ物を求める人々の姿をなくすことはできませんでした。
自助、共助、公助による発災直後からの温かい食事の提供が被災者の心理的安定や災害関連死の抑制に繋がるため、これらの取り組みを加速させることが喫緊の課題です。
HOTPLUSシリーズのご紹介
「HOTPLUSシリーズ」は、有限会社山本商事が開発した発熱剤を用いた誰でも安心して使用できる食品加熱キットです。火や電気を使わず火災の心配もありません。
避難所や車中泊避難の車内でもわずか数分で温かい食事を用意でき、災害時の食品加熱だけでなく日常使いやアウトドアシーンなどにも最適です。
展示会では以下の2つの主要製品の展示のほか、”温かくおいしい”長期保存可能な災害食、パックご飯やレトルトカレーなどおいしい日常食品の展示と試食をこれまでにないカタチで実施予定です。
■HOTPLUS マルチウォームバッグ
- 特殊2層構造を採用した袋タイプの加熱キット。
- 発熱剤と水の反応熱を利用しレトルト食品などの食品を温めることが可能。
- 災害時に貴重な湯沸かしも可能で、粉ミルクやカップ麺用の湯を手軽に準備できる。
HOTPLUS マルチウォームバッグ
火も電気も使わずに災害時に貴重なお湯が沸かせる!
■HOTPLUS あったかフードボックス
- 全国各地の防災訓練などで露になった温かい食事の課題解決を目的に開発した加熱キット。
- 2層構造のプラスチック容器タイプでパックご飯の収納や加熱が可能。
- 避難所で誰でも使える安全性が評価され特許取得
HOTPLUS あったかフードボックス
火も電気も使わずに長期保存食、パックご飯、レトルト食品の収納や温めができる!
HOTPLUSシリーズは、火や電気を使わずに温かい食事や湯を提供できる画期的な技術を備え、災害対策分野に新たな価値をもたらします。
共同出展する5社の概要と出展製品(50音順)
震災対策技術展 横浜(防災食品展) 共同出展イメージ
株式会社イマジョー(本社:大阪府大阪市)
総合ユニフォームメーカーとして官公庁、一般企業向けの多種多様なユニフォームを製造する。
高度な機能性が要求される消防服・消防用品は日本全土の消防本部・消防団で採用されるなど高い評価と実績を得ている。
全国の代理店ネットワークを生かし身近な人を守るために「もしもの時」の備え、「安心・安全」のサポートに取り組んでいる。
多種多様な防災食の中から独自の厳しい視点で選定し全国の自治体や企業の防災対策、BCP対策の提案を行う。
http://www.imajo.co.jp/
出展製品
- 防災食
- 防災用品
災害時、電気、ガス等のライフラインが遮断された環境下でも、”あたたかい食事”をご提供できる商品です。
「イマジョー」が厳選したアイテムで皆様の安心・安全のサポートをさせて頂きます。
株式会社ウーケ(本社:富山県下新川郡入善町)
2007年設立、無菌包装米飯(パックごはん)の製造・販売を行っている。
ウーケの製品は厳選したお米を名水百選にも選ばれた黒部川扇状地湧水群の天然水で炊き上げており酸味料は不使用、お米本来の風味を味わうことができる。
パックごはんは常温保存が可能で、賞味期限は製造月より1年。
電子レンジ調理が基本であるが、有事の際には湯煎やフライパン調理で利用できることから近年では日常使いのみならず災害時の食事としての活用も増加している。
また山本商事のHOTPLUSにウーケ製品を詰め合わせた『ウーケ防災FOODBOX』は、自社『ウーケオンラインショップ』で販売をしており、もしもの時の備蓄品として注目を集めている。
https://www.wooke.co.jp/index.php
出展製品
- ウーケ防災FOODBOXの紹介
- パックごはんの展示
- パックおかゆの試食(富山のおいしいお米と北アルプスの天然水で仕上げたおかゆ)
- パックごはんを使った防災レシピの紹介
富山県産こしひかりをはじめ、全国各地の銘柄米を使った製品も取り揃えています。
富山県産こしひかり2食ツインパック(120g×2食)は小さなお子様や女性でも食べきりやすい製品です。
有限会社西谷(本社:山形県山形市)
「楽しい・おいしい・オシャレ」がテーマの防災ボックス、ENJOY BOUSAIシリーズを企画・開発している。
SNSで全国から災害時の不安や悩みを集め、防災士・防災介助士を中心においしい非常食、便利な防災グッズを厳選。甘いもの、野菜、アレルギーなどのテーマを決め、インテリア要素もあるオシャレな箱や収納と温めができるフードボックスに詰めた。
現在は直営サイトや株式会社大丸松坂屋百貨店などのオンラインサイトでの販売を実施するほか、全国の企業や団体からオリジナルの防災ボックスなどの問合わせに応える。
●令和3年、令和4年内閣官房国土強靭化のための民間の取り組み事例集に選出。
●2023年防災グッズ大賞 優秀賞 受賞
https://nishiya-eco.jp/
出展製品
- ENJOYBOUSAIあったかフードBOX
- おいしい非常食と防災グッズ。ENJOYBOUSAI BOX
テーマやご予算に合わせおいしい非常食をセットした、オリジナルあったかフードボックス
安心と備えを大切な人へ。ギフトに大人気のENJOYBOUSAI BOX
株式会社三笠会館(本社:東京都中央区)
今年、創業100周年を迎えた東京・銀座のレストラン「三笠会館」。
“温めるだけで、受け継いできた伝統の味をご家庭でも楽しんでいただけるように”がコンセプトのレトルト食品「おうちで三笠会館シリーズ」を手掛けている。
今回の展示会にあたり、甲南女子大学奥田和子名誉教授の「備蓄食品の選び方6か条(家庭・個人の場合)」の提言を基に、“もしもの時のためにお気に入り食をストックする“というテーマで新セットを考案した。
日常の中でも美味しいものを食べると元気が湧くように、非常時にも少しホッとして、ちょっぴり元気になるような食事をローリングストックできるレストランならではのセットだ。
こちらのセットのほか、「おうちで三笠会館シリーズ」のレトルト食品は自社ウェブサイトや、首都圏の直営レストラン、デパ地下でも販売している。
https://www.mikasakaikan.co.jp/
出展製品
- レストランの美味しいローリングストックセット
- 煮込みハンバーグ缶のあったかフードBOX
- 存在感のある具材が特徴のレトルト食品
牛肉たっぷり、甘さ控えめレストラン仕立ての“ハヤシソース”
缶ぎっしり詰まった国産合いびき肉のパテと伝統のデミグラスソースの“煮込みハンバーグ缶”
有限会社山本商事(本社:京都府京都市伏見区)
1991年創業 現在は防犯製品、防災製品の企画、開発、販売を行う。
水反応性発熱剤を使用した食品加熱キット「HOTPLUSシリーズ」は全国の地方自治体や企業などの備蓄品に採用され、大手量販店でも取り扱いが進んでいる。
代表取締役 山本潤一は一般社団法人日本災害食学会顧問を努め「災害時の温かい食事の標準化」を合言葉に全国各地の防災訓練や防災イベントに参加し講演なども積極的に行っている。
https://www.yamamotocorp.com/
出展製品
- HOTPLUSシリーズ(マルチウォームバッグ・あったかフードボックス)
- HOTPLUSシリーズの特別仕様・限定仕様Ver.
https://www.youtube.com/watch?v=9dgCXGi_vNo
HOTPLUSあったかフードボックス 使用方法
展示会の概要
展示会名
第29回 震災対策技術展 横浜(第5回 防災食品展)
会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
開催日時:2025年2月6日(木)・7日(金)10:00~17:00
第29回 震災対策技術展 横浜(第5回 防災食品展)
出展ブース番号
1120 株式会社イマジョー
1121 有限会社西谷
1122 株式会社三笠会館
1123 株式会社ウーケ
1124 有限会社山本商事
展示内容
- 長期保存可能な温かくおいしい災害食の展示と試食
- パックご飯やレトルトカレーなどおいしい日常食品の展示と試食
- 「HOTPLUSシリーズ」を活用した食品加熱キット
- デモンストレーションによる災害時の温かい食事の体験
取材およびお問い合わせ
有限会社山本商事および共同出展各社は、「HOTPLUSシリーズ」の実演を通じ、「温かい災害時の食事」を合言葉に、災害時の食事環境改善や日常食品の活用可能性について具体的な提案を行います。
取材や詳細情報をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先
有限会社山本商事
広報担当: 山本潤一
TEL: 075-605-5169
Email: info@yamamotocorp.com