
横浜市営地下鉄センター南駅近くにあるフラダンス教室「ハーラウ フラ オ ナニアロヒ」(横浜市都筑区茅ケ崎中央)が3月10日にオープン3周年を迎えた。
主宰する鈴木梢さんは東京都多摩市出身。「もともと父がハワイ音楽の演奏者、母がフラダンスの先生で、フラダンスには昔から触れていた。20代の時、母が出演するライブで一緒に踊っていたフラダンサーの踊りが、当時少し悩んでいた私の心を明るくしてくれたことから、自分も踊りたいと思うようになった」と鈴木さん。
本格的にフラダンスを学び、多摩市のフラダンス教室で講師を務めたほか、横浜市内のスタジオを借りて、フラダンス教室を開いてきた。2022年、念願かなえ自身の教室を開いた。
約76平方メートルの教室では、4歳から60代まで幅広い年齢層の生徒約50人が学ぶ。月に1回はセンター南駅にある野外のライブスポットで、フラダンスのパフォーマンスを披露する。
フラダンスのステップを取り入れた独自のストレッチプログラム「フラレッチ」も企画。気軽にフラダンスの文化に触れてもらえる機会を提供する。
鈴木さんは「フラダンスで心が晴れたあの気持ちは忘れられない。今パフォーマンスをしていると、見てくださる方の表情が自然とほころんでくることを感じられ、これがフラダンスの本質だと思っている。そのことをこれからも皆さんに伝えていきたい」と話す。