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ラーメンコンテスト優勝の「博多文福」、ラー博に1年間限定出店

「淡麗生味噌ラーメン」

「淡麗生味噌ラーメン」

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)が開催したラーメンコンテスト「佐野実メモリアル ラーメン登龍門(とうりゅうもん)2024」で優勝した「博多文福」が8月1日、同館に1年間の期間限定で出店する。

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 2月から6月にかけて、同館30周年企画として開催した「ラーメン登龍門2024」。今年は支那そばや創業者で、ラーメンの発展に貢献した佐野実さんの没後10年になることから、その功績に敬意を込めて「佐野実メモリアル」という副題が付いた。

 コンテストのテーマは、佐野さんがこだわっていた国産小麦の風味とうまみを生かした「みそラーメン」。女性店主や海外からの応募者、プロ、アマなどさまざまなラーメン職人36人が応募し、書類審査と面接審査、最終審査を経て、優勝・準優勝・3位が決定した。上位3人は順次同館で期間限定出店する。

 優勝した「博多文福」は、2021年に福岡県春日市に開業したみそラーメン専門店。店主の島津智明さんは、ラーメン専門店一風堂で長年働き、一風堂の海外店舗立ち上げにも携わった。海外生活の中で、日本の発酵文化などの奥深さに気付き、独立後は「豚骨ラーメンの多い福岡だからこそみそラーメンで挑戦する価値があるのではないか」と同店を開業したという。

 出品したラーメンは「淡麗生味噌(みそ)ラーメン」。火入れしていない5種類の生みそをブレンドし、スープの熱でこうじが変化して、最後まで飽きずに食べられるようにした。麺は小麦粉「ミナミノカオリ」を使った平打ちの太麺と縮れ麺を混ぜたミックス麺。トッピングにはガーリックオイルで揚げた高野豆腐をのせる。

 提供メニューは「淡麗生味噌ラーメン」(950円)、「辛みそ入り淡麗生味噌ラーメン」(1,050円)、「煮玉子入り淡麗生味噌ラーメン」(1,150円)ほか。

 同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「決勝では多くの審査員から高い評価を得たミックス麺をこの機会に食べてほしい」と話す。

 営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=450円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。

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