都筑ヶ丘溶接(横浜市都筑区川和町)が12月9日に今シーズンの安納芋の焼き芋販売を始めた。
「都筑ヶ丘溶接」は製缶溶接や板金溶接などを手掛ける製造業者。代表の根本林太郎さんは焼き芋販売を始めた経緯について「近隣の方の理解があって住宅地の中で製造業ができる。地域の方に何か恩返しができたら」と話す。
販売する安納芋は種子島産で、交流のある川和町の焼き芋販売所「熊野農園」から仕入れる。今年1月2月に初めて販売をして手応えがあったことから、今シーズンから本格販売を始めた。
焼き芋販売は「都筑ヶ丘おいもコミュニティー」の名前で、工場の屋上に販売所を設けて営業する。11月23日には12月の販売に先だって、初物の芋を楽しむイベント「おいもヌーボー」を開催して盛況だったという。
「おいもヌーボーでは近隣の他、少し離れた地域からいらした方も多かった。これからも当店を知ってもらえるようにアピールしながら、おいしい焼き芋を提供していきたい」と根本さん。
焼き芋の価格は100グラム250円。営業日は「都筑ヶ丘おいもコミュニティー」のインスタグラムに掲載。営業時間は12時~17時。