横浜市営地下鉄川和町駅近くのくまの農園(横浜市都筑区川和町)で12月5日に安納芋の焼き芋の本格販売が始まった。
くまの農園は、種子島出身で公務員や運送業、食品業界などを経験した熊野恒次さんが2018(平成30)年に始めた安納芋の加工所。焼き鳥店「鶏種子(とりたね)」も併設している。
これまでは種子島産の安納芋をはじめとしたサツマイモを同店で加工して、関東圏のさまざまなイベントで出張販売してきた。菓子の製造やペーストに加工して、飲食店や事業者へも卸している。「開業当初はこの場所で芋の販売をしていたが、そのあとイベント出店が忙しくなって、店頭販売を休止していた。焼き鳥店の営業日も少なくなっていたので、今期からは焼き鳥店も合わせて、店頭販売にも力を入れる」と熊野さん。
焼き芋は安納芋のほか、紅はるか、ふくむらさきを販売。価格はすべて100グラム250円。
熊野さんは「川和町は今、新しい大型マンションが次々建っていて、人が増えている。これからはさらに当店のことを知ってもらって、地域を盛り上げていきたい」と話す。
営業日はくまの農園のインスタグラムに掲載。営業時間は10時~18時(21時30分までの営業日もあり)。