全国から和太鼓団体・奏者を招いた「横浜太鼓祭～浜の太鼓まつり～」が12月10日に都筑公会堂（横浜市都筑区茅ケ崎中央）で開催される。

　企画したのは横浜市旭区・若葉台を拠点に活動する創作和太鼓集団「打鼓音（だこおん）」（TEL 045-922-1677）。2019年からは緑区や西区などで毎年、他の和太鼓団体や奏者と協力して、和太鼓で横浜を盛り上げる演奏会「横浜太鼓祭」を開催してきた。今年は6月に緑公会堂（緑区寺山町）でも開催して、満員の観客で盛況だったという。

　今回は神奈川県内のほか、茨城県、長野県、静岡県、愛知県、熊本県から和太鼓団体・和太鼓奏者が集まる。各地域を表現したものや戦国時代や白虎などをイメージした曲を披露する。

　出演は、相模龍王太鼓（神奈川県）、光明学園相模原高等学校（同）、空風（茨城県）、関東太鼓連 暖（関東圏）、天城連峰太鼓（静岡県）、創作和太鼓集団打鼓音、打鼓音ジュニア。併せて、全国大会でタイトルを獲得している5人の奏者による大太鼓「五神体」には、青木よしあきさん（愛知県）、高見大志さん（熊本県）、加藤慎二さん（茨城県）、江下光利さん（神奈川県）、浅野駿さん（長野県）が出演する。

　打鼓音代表の渡邊晃伸さんは「日本一の奏者を集めた和太鼓のお祭りで、地元横浜を盛り上げようという思いで企画している。会場に足をお運びいただき、熱気や迫力を感じてほしい」と話す。

　14時開演（13時30分開場）。チケットは指定席3,850円、一般3,300円、学生席2,200円。