ハウスクエア横浜で「竹の利活用を考える」シンポジウム開催へ

荒れた竹林の整備を行う日本の竹ファンクラブ

荒れた竹林の整備を行う日本の竹ファンクラブ

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 ハウスクエア横浜1階ホール(横浜市都筑区中川1)で8月8日、竹の利活用を考え、普及活動を行っている日本の竹ファンクラブ(中川1)「設立10周年記念シンポジウム」が行われる。

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 竹の需要が減ることにより全国に荒れた竹林が広がっている中、竹の利活用を目的に1999年9月に都筑区に設立された同団体。全国の事例研究や竹林の整備、竹灯籠(どうろう)祭りなどのイベントを開催してきた。

 同シンポジウムでは、竹の専門家が集まり竹の活用や全国の竹林の整備の現状などを考える。 当日は2部構成で、第1部では日本竹協会の内村悦三副会長、林業新聞の成田利典社長が基調講演を行うほか、竹楽器の演奏を披露する。

 第2部はNHKアナウンサーの中澤輝さんをコーディネーターに、NPO法人竹の学校の杉谷保憲理事長、同団体代表の平石真司さんらがパネリストとなりパネルディスカッションを開き、続いて参加者同士の交流会を行う。

 同団体本部スタッフの黒澤宏さんは「竹は農産物としても工業製品としても素晴らしい素材。竹の需要が高まれば荒れた竹林が減り、竹の有効活用が期待できる。そのためにはまずは竹を利用したさまざまな実績を作り、少しでも生活の中に竹を入り込ませることが必要。今回のシンポジウムでそのことが伝われば」と話す。

 開催時間は10時~18時。参加無料(交流会費=2,000円)。交流会の場所はハウスクエア横浜4階研修室。

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