企画展「あざみ野コンテンポラリ-vol.14 長谷川繁 1989-」が10月7日に横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で始まる。
美術の枠や社会的評価にとらわれず、さまざまなジャンルのアーティストの表現活動に目を向けるシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」。今回は長年作風を変えながら、さまざまな絵画の表現手段で描いてきた長谷川繁さんの作品を紹介する。
展示には長谷川さんが1989年から1992年までのドイツ滞在中に描いた連作をはじめ、オランダ滞在期の大型作品、2000年以降の作品が並ぶ。近年の作品は内側から発光するような色使いや経験の積み重ねに裏打ちされた画面構成、自在なモチーフの組み合わせなどが特徴で、展示を通して今日にいたるまでの仕事の一端を紹介する。
併せて7日にはアーティストトーク(14時~15時30分、参加無料・要事前申し込み)、9日には担当学芸員によるギャラリートーク(14時~14時40分、参加無料)、21日には長谷川さんと美術家の加藤泉さんの対談(14時~15時45分、参加費500円)もそれぞれ予定する。
会期は10月29日まで。開館時間は10時~18時。入場無料。