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男子バスケ横浜ビー・コルセアーズが越谷に敗戦 天皇杯とシーズン開幕戦に全力で挑戦

河村勇輝選手は「チームが成長するための糧にしたい。チームも自分自身も天皇杯に向けて調子を上げていく」と意欲を言葉にする。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)

河村勇輝選手は「チームが成長するための糧にしたい。チームも自分自身も天皇杯に向けて調子を上げていく」と意欲を言葉にする。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)

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 男子プロバスケ「横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)」は、9月16日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)で「越谷アルファーズ」とプレシーズンゲームを行い 横浜BC72-82越谷 の結果となり勝利を越谷に譲った。

横浜BCは、オフェンスが噛み合わず加点に苦労する

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 「Fly the Flag(フライ・ザ・フラッグ)」のチームスローガンで今節に挑む横浜BC。プレシーズンゲームにも関わらず満員御礼となり会場は横浜のブースターの熱い声援があふれた。

 横浜BCの序盤はリズムも良く得点を続けてリードするも、徐々に越谷がテンポをつかみ始め、ターンオーバーからの失点などで同点に追いつかれる展開。第3クォーター(第3Q)に越谷の28得点の猛攻を止めきれず二桁リードを奪われる。第4Qでの逆転を狙うも流れに乗れず10点差で敗戦した。

 キング開(#23)が3Pシュート3本を含む18得点、ジェロード・ユトフ(#1)が15得点、ジョシュ・スコット(#40)が16リバウンドとゴール下で活躍しながら12得点と活躍した。

 青木勇人ヘッドコーチは「平塚でのトレーニングキャンプを締めくくるプレシーズンゲームで、天皇杯とシーズン開幕に向けた収穫を得ることができた。結果は負けだったが、危機感を得ることができたことは今日得た収穫のひとつになった。選手たちはお互いを知り、チームケミストリーがあがってきている。開幕が本当に楽しみ。来年の5月まで長い旅になるシーズンを戦うための準備は順調に進んでいる。まずは天皇杯、そしてシーズン開幕に向けてタイトルを獲得できるよう挑んでいく」とコメントした。

 河村勇輝選手(#5)は、「昨シーズン積み上げてきた自分たちのディフェンスを再認識することができた試合だった。連携ミスもあったが、まだシーズン最初で仕方がない部分があるにしても、簡単なターンオーバーやコミュニケーションミスをなくしていかないといけない。今日の負けをネガティブに捉えず、チームが成長するための糧にしたい。チームも自分自身も天皇杯に向けて調子を上げていく」と先を見つめる。

 キング開選手は、「試行錯誤しながら臨んだ試合だった。プレシーズンゲームなので、いろいろ試すことができ、課題と良かったことが沢山見つかった。来週、天皇杯が始まるが、この1週間でブラッシュアップをして、しっかりと勝っていけるように調整していく」と勝利への意欲を見せた。

 越谷アルファーズとのゲームに敗戦はするも、横浜BCの勝利への意欲は高く、チーム総力も上がっている。戦いは、9月22日からの天皇杯(タクミアリーナ=大館市樹海体育館)、10月7日に京都ハンナリーズとの2023-24シーズン開幕戦(かたおかアリーナ京都)へと続いていく。

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