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横浜・寺家ふるさと村に地域商品の販売所「里の恵季」

「里の恵季-eki-」

「里の恵季-eki-」

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 青葉区・寺家ふるさと村で採れた農作物や手仕事の職人が手がける作品を販売する「里の恵季-eki-」(横浜市青葉区寺家町)が6月15日にオープンした。

店内には地域の商品が並ぶ

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 「昔ながらの横浜の田園風景」が残る「寺家ふるさと村」のシェアスペース「里のengawa」隣にオープンした同販売所。「里のengawa」は、工場だった木造の建物をフランス人店主のAlexandre Gerard(アレックス)さんが地域の仲間たちと手作業でリノベーションして2017(平成29)年にオープンした。当初はカフェ営業もしていたが、2019年にカフェ営業を終了。現在はシェアオフィスのほか、地域の自然を生かしたワークショップや自然体験、マルシェができるシェアスペースとして営業している。

 アレックスさんは「里のengawa」ができる前から、寺家の農作物を昔ながらの製法で作る手作り加工食品を紹介するプロジェクト「made in 寺家」を続けてきた。2020年にはこのプロジェクトを本格的始動して、商品を地域の店舗などで販売をしている。「里の恵季-eki-」は「made in 寺家」の商品のほか、広く寺家周辺で作られた商品などの紹介する販売所としてオープンした。

 建物は木工教室として使われていた場所で、3月から改装を手作りで進めてきた。広さ約40平方メートルの店内には、「made in 寺家」の加工食品をはじめ、10以上の近隣農家、職人、個人が作る商品が並ぶ。

 アレックスさんは「気軽に立ち寄れる場所なので、皆さんに来てほしい。来る人が楽しくなるのはもちろん、地域のクリエーターなど、作る人も楽しい場所になると思う。秋ごろには店舗前で焼き鳥やビールなど軽食が楽しめるような場所も設置する予定」と話す。

 営業時間は10時~15時。日曜・火曜定休。

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