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たまプラーザテラスにフードロス削減の「クラダシ」初の常設店舗

店舗外観

店舗外観

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 ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi(クラダシ)」の常設店舗が5月26日にたまプラーザテラス(横浜市青葉区美しが丘1)ゲートプラザ1階にオープンする。

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クラダシはフードロス削減を目指し、捨てられる可能性のある商品を販売して売り上げの一部を社会貢献団体へと寄付するショッピングサイト。たまプラーザテラスを含めて、東急モールズデベロップメントが運営する施設では、2020年からクラダシのポップアップショップを展開してきたが、常設店舗の出店は初となる。

 クラダシを運営するクラダシと東急モールズデベロップメントは5月23日に「フードロス削減とサステナブルなまちづくり」において事業連携を発表。同店の出店は、2月からリニューアルを進めている同館の「循環型社会の実現」の取り組みの一つとして位置づけている。

 広さ約82平方メートルの店内には、常時400~600点のアイテムを用意。企業やメーカーから廃棄やロスになるはずだった食品などを仕入れて、リーズナブルな価格帯で提供するほか、サステナブルな商品、雑貨、化粧品、青葉区で作られた農作物なども並ぶ。店内には同店でのフードロス削減量やCO2削減量などをデータ表示するデジタルサイネージ、来店客が支援先を選べるパネル、サステナブルな商品を紹介するコラボレーションブースなども設置する。

 クラダシのオンライン販売では、商品の数量をある程度まとめて提供してきたが、リアル店舗では1点から商品を買えることが特徴。合わせて、利用者の生の声を聞くことができ、サービスの向上にもつなげられる。

 クラダシ経営戦略室の築地雄峰室長は「まちづくりのプロである東急モールズデベロップメント様と社会にいいこと、街にいいことの仕掛けを常設の店舗で展開していく。楽しい店舗でフードロス削減だけでなくその先の寄付を通して持続可能な社会づくりにつなげたい。商品は毎日利用しやすいお手頃感のある価格帯で提供していき、日々の暮らしに溶け込むマーケットを目指す」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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