プロ音楽家が指導する「つづきジュニアストリングス」の1期生を現在、NPO法人都筑文化芸術協会(横浜市都筑区茅ケ崎中央)が募集している。
都筑区をはじめとした横浜北部エリアの文化活動を幅広く支援する同団体。弦楽器を始めるにはハードルが高いと考えられていることから、都筑区の街を拠点にした子どものためのオーケストラ作りを目指すプロジェクトを始めた。
オーケストラを作るための第一歩として企画したのが「つづきジュニアストリングス」。プロ音楽家を講師に迎えて、オーケストラ講座やパート練習、演奏記録会などを行う。
会場は横浜市歴史博物館(都筑区中川中央1)で、7月26日~28日・8月2日に練習やリハーサル、8月3日には館内で演奏記録会を予定する。
指導するのは指揮=榊真由さん、バイオリン・ビオラ=牧千恵子さん・加藤かな子さん・服部佐知子さん、チェロ=行本康子さんほか。
講師の一人の加藤さんは「楽器経験者はもちろん、楽器未経験者も若干名募集する。第1期生なので、初めての合奏や初めての弦楽器の方でも参加しやすくしたい。演奏記録会では本格的なクラシック2曲のほか、横浜市歴史博物館とのコラボレーションで『夏の思い出』や『めだかの学校』などを作曲した中田喜直さんの楽曲を練習して演奏する。期間中は歴史博物館で中田喜直さんの特別展示もあるので、歴史を学んでから演奏する特別な体験もできる」と話す。
募集するのは小学2年生~高校3年生。楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス。参加費は3,000円(別途料金で楽器の貸し出しも)。応募は6月30日まで。