見花山のカフェ「街の珈琲店 よこはま物語」(横浜市都筑区見花山)が4月1日にオリジナルコーヒーブランド「横濱みなと珈琲」を立ち上げた。
約120席を用意し、ネルドリップ、エスプレッソ、サイフォン、フレンチプレスなどさまざまな抽出でコーヒーを提供するほか、日本ナポリタン学会認定の「珈琲店のもっちりナポリタン」や「ふわとろパンケーキ」などのフード・スイーツを提供する。
2023年で開業10年を迎えたことを記念して、コーヒーブランドを企画。半年の準備期間で、ベトナムのコーヒー農園と一緒に日本に合わせたコーヒー豆を作った。
販売するのは、フルーティーな酸味と爽やかな香りが楽しめる「横濱みなと珈琲 みなと藍-ao-」(200グラム、1,830円)とカフェラテなどミルクと合わせやすい「横濱みなと珈琲 No.222」(200グラム、1,790円)の2種類。味や香りの違いが分かりやすいように、焙煎や豆の混合比率をそれぞれ変えた。両商品ともベトナム直輸入。
齊木幸太郎オーナーは「ベトナムというと濃く抽出したコーヒーに練乳を混ぜる『ベトナムコーヒー』が一般的だが、現地で豆を見てみるとコーヒー豆のクオリティーが高く、日本で親しまれているようなコーヒーの飲み方に合わせることもできると気づいた。両極端な味や香りの方向制の商品を用意したので、ここからコーヒーの世界を広げていただけたら」と話す。
「横濱みなと珈琲」は店舗とウェブサイトで購入できるほか、カフェでイートインも可能。営業時間は7時30分~22時。