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都筑民家園で旧暦9月9日に合わせ「重陽の節句」 貴重な茱萸袋の展示も

過去のイベントの様子

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 長寿を願う秋の行事「重陽の節句」をテーマにしたイベントが10月8日・9日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西)内「都筑民家園」で行われる。

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 江戸時代中期の古民家を移築復元した同園。横浜市民の文化交流の場として、季節ごとに伝承文化や年中行事にちなんだイベントを企画してきた。

 「重陽の節句」は「菊節句」とも呼ばれる五節句の一つ。毎年9月9日に無病息災や長寿を願い、古くから邪気払いや長寿の効能があるとされる菊を使って、しつらえや行事食を用意する。

 同園では旧暦の9月9日に合わせて開催。主屋に菊節句にちなんだ着せ綿の菊の花、菊柄の漆器、鎌倉彫の手あぶりなどを展示する。特別展示として、日本人形文化研究所の林直輝所長が所蔵する貴重な重陽飾りや茱萸袋(ぐみぶくろ)、菊慈童なども並ぶ。

 開催時間は両日とも10時~16時。入園無料。

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