えだきん商店街（横浜市都筑区荏田南5）で5月15日、3年ぶりの「えだきん 花・花まつり」が開催される。

　大型商業施設進出などの影響から、近年では利用客が減少していた同商店街。港北ニュータウン開発当初の活気を取り戻そうと、10年ほど前から商店街の若手や古くからの経営者が団結し、季節ごとのイベントや朝市、屋台村などさまざまな企画を展開してきた。新型コロナウイルスの影響で、この2年は大きなイベントはできていなかった。

　「花・花まつり」は毎年4月に商店街のしだれ桜の前をステージに開催してきた。今年はまん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発令されていなかったが、感染者数が増えていたため4月開催を断念。5月開催に延期した。

　当日は屋台の出店のほか、地域ダンスチームのパフォーマンス、えだきん商店街から生まれたアイドルグループ「EDK」のお披露目なども行われる。

　えだきん商店会の宮原勇貴会長は「今年も中止を検討していたが、近隣の方からイベントを希望する声を多く頂戴し、開催することにした。花の季節から新緑の季節に移動しての開催となるが、商店街にお越しいただく方の笑顔の花を咲かせたい」と話す。

　開催時間は11時～15時。