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北山田の居酒屋が鹿児島発祥の「炊き肉」提供 県内で食べられる店は希少

炊き肉鉄板鍋。肉の下には野菜が敷き詰められ、鍋のくぼみに特製タレが入る

炊き肉鉄板鍋。肉の下には野菜が敷き詰められ、鍋のくぼみに特製タレが入る

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 鹿児島発祥の鍋料理「炊き肉」を3月26日、「焼き鳥・串揚げeni-si(縁)」(横浜市都筑区北山田2、TEL 045-620-5889)が提供を始める

中央がくぼんだ専用の鍋を使う

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 「炊き肉」は、中央がくぼんだ専用の鍋を使う料理。くぼみ部分に特製タレを入れて、鍋の縁に敷き詰めた肉と野菜を中央に崩し入れながら炊いて食べる。鹿児島以外で提供する店は少なく、関東圏では都内などの数店舗のみで、神奈川県内の店舗での提供は珍しい。

 同店では「炊き肉鉄板鍋」として販売。提供直前にスライスする常陸牛(黒毛和牛)をネギ、キャベツ、ニンジン、ゴボウ、モヤシの上に乗せる。今回の新メニューのために、使用する直径35センチの特注鍋は都筑区内の企業の協力で作った。

 平林隆義オーナーは「長引く自粛営業の中でも、何か新しいことにもチャレンジしなければお客さまが離れてしまう。模索していた中、まだまだ知られていない料理に出合い新メニューにつながった。肉はA5ランクを超えるような『名人和牛』を使っているので必ず満足いただけると思う」と話す。

 価格は1人前2,500円(2人前から注文)。炊き肉鉄板鍋の注文は事前予約制。営業時間は17時~22時。

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