沖縄伝統のみそを使った期間限定ラーメン「首里味噌ラーメン」の販売が11月1日に、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)内の「琉球新麺 通堂」で始まる。
「通堂」は2001(平成13)年に、ご当地ラーメンの無い地域に新たなラーメンを作ろうと、同館で企画した「新ご当地ラーメン創生計画」で誕生したラーメン店。沖縄の食材を使ったコクのある塩ラーメンで、沖縄の新しいご当地ラーメンを目指す。
今回は、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた沖縄を盛り上げたいと「首里味噌ラーメン」を企画した。スープには琉球王朝時代から伝わる沖縄伝統の天然醸造みそを作る「玉那覇味噌醤油」(沖縄県那覇市)のみそ2種類をブレンドして使用。トッピングには野菜と粗びき豚ミンチをのせて仕上げた。価格は980円。
あわせて、新しいサイドメニューとして「ブルーシールアイス塩ちんすこう味」(350円)、「コロコロマヨチャーシュー飯」(300円)、「ねぎ塩鶏そぼろ飯」(同)も用意する。
同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「沖縄経済の復興を願い、現在復興中の首里城をシンボルに見立てて『首里』の地名を商品名に使った。通堂の思いが詰まった一杯を皆さんに食べてもらいたい」と話す。
「首里味噌ラーメン」の販売は2022年2月末日まで。営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。