こどもの国(横浜市青葉区奈良町、TEL 045-961-2111)が8月7日、正面入り口案内所で「セミのぬけがら調査キット」の販売を始めた。
多摩丘陵の約100ヘクタールの敷地に広がるこどもの国。古くからの自然環境をそのまま遊び場として整備しており、四季折々さまざまな昆虫や草花を観察できる。
園内では毎年、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、クマゼミの6種類のセミが確認できる。調査キットは、夏休みの子ども向けに企画。抜け殻の見分け方が分かる検索表と9マスに仕切られた標本用の箱をセットにした。価格は200円。
同園の三ツ井洋平さんは「6種類のセミが生息していることは分かっているが、毎年クマゼミの抜け殻だけが見つかっていない。近隣の公園ではクマゼミの抜け殻は見つかっているので、今後当園生まれのクマゼミが出てくると思う。見つけたらぜひ教えてほしい」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分。入園料は大人=600円、小中学生=200円、幼児=100円。販売は今月22日まで。