港北経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位に、ハワイアンダイニング&カフェ「ラ・オハナ 新横浜店」(横浜市港北区大豆戸町)出店を伝える記事が輝いた。
すかいらーくレストランツが手掛ける「ハワイの上質なリゾートホテルのレストラン」をコンセプトにした同店。7月9日には横浜市営地下鉄センター北駅近くにも出店を予定する。コロナ禍で思うように旅行などへ行くことが難しい中、家の近くでハワイアン料理を手軽に楽しめると注目されたとみられる。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新横浜にハワイアンダイニング「ラ・オハナ」 横浜市内4店舗目(5/14)
2. たまプラに「高級食パン専門店 嵜本」 カフェ併設でフレンチトーストなども(4/21)
3. 港北区内7寺社で横浜七福神の御開帳(1/5)
4. 桜とチューリップの競演 都筑・江川せせらぎ緑道の花が見頃(3/30)
5. 横浜・美しが丘に「東京とろろそば」 千切りとろろやそばつゆは店内仕込み(4/22)
6. 1日1組限定のビアガーデン 新横浜国際ホテルの屋上で(5/6)
7. 春の里山ガーデンフェスタ開催へ ズーラシア隣で大花壇公開(3/25)
8. ららぽーと横浜に「Anker Store」 シアタースペースで映像体験も(4/20)
9. 横浜・北山田の「さくら祭り」開催へ 来場者全員の氏名取得など感染対策徹底で(3/10)
10. センター南に「鮨はやたか」 上質なすしで長く近所に愛される店に(3/19)
2位、5位、10位は新しい飲食店の話題。高級食パン専門店が多く出店する中、2位の「嵜本(さきもと)」(横浜市青葉区美しが丘1)はカフェ併設が珍しい。10位の「鮨(すし) はやたか」(横浜市都筑区茅ケ崎中央9)は、都内高級ホテルのすし店で20年以上腕を振るってきた店主の林田貴志さんが開いた店。上質なすしや料理が都内でなくても食べられると、開店以来予約が増えている。
3位、4位、7位、9位は地域の恒例行事を伝えるニュース。9位の「さくら祭り」は北山田商業振興会によるイベントで、内外から賛否あったが、ウィズコロナ時代での地域イベントを前向きに考えるために開催したという。当日は会場入り口を2カ所に絞り、LINEと手書きの登録用紙を使って、来場者全員の氏名と連絡先を把握。検温や消毒、マスク着用など感染対策を徹底した。2日間の開催予定だったが、2日目は荒天のため午前中までで閉会となった。大きな混乱はなかった。
6位は新横浜国際ホテルが展開しているサービス。1日1組限定で、館内屋上のビアガーデンを貸し切りにして楽しめる。昨年から婚礼や宿泊需要が減り、大きな打撃を受けているホテル業界。各社工夫をしながらサービスを打ち出している。
8位はモバイルバッテリーや完全ワイヤレスイヤホンを扱う「Anker Store」の情報。店内にはシアタースペースが設置され、スマートプロジェクターの最上位モデル「Nebula Cosmos Max」の4K映像や3Dオーディオ対応サウンドも体験できる。
収束の兆しが見えない新型コロナウイルス。その中でも今の状況をチャンスと捉えて、新しい需要の掘り起こしに挑戦する企業や個人も増えている。港北経済新聞でも、下半期も明るい話題を集めて地域に届けていく。