見る・遊ぶ

バスケの聖地「横アリ」が熱気に包まれた3日間 千葉ジェッツが悲願達成し初の優勝

横浜アリーナで行われたBリーグの頂上決戦「日本生命B.LEAGUE FINAL 2020-21」(写真=B.LEAGUE)

横浜アリーナで行われたBリーグの頂上決戦「日本生命B.LEAGUE FINAL 2020-21」(写真=B.LEAGUE)

  • 0

  •  

 「日本生命B.LEAGUE FINAL 2020-21」でリーグ戦を勝ち抜いてきた宇都宮ブレックスと千葉ジェッツの頂上決戦が5月29日から6月1日まで横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)で行われ、千葉が3度目の挑戦で悲願を達成し日本一に輝いた。開催の3日間、「バスケの聖地」はブースターの熱気に包まれた。

3度目の挑戦でファイナルに初優勝した千葉ジェッツ

[広告]

 「横アリで3度目の挑戦」「悲願達成・ファイナル初優勝」と話す千葉ファン。「4シーズンぶりの優勝」「ブレックスイエローで選手にエナジー」と入場前から声援する気持ちを語る栃木ファン。横浜アリーナの最終日は試合前から激戦模様となった。

 応援方式にはコロナ禍での新ルールがあり、観客はそれにしたがっての観戦と応援。「チームカラーの面積を増やすため、ユニフォームの下に黄色の長袖を着て応援」(宇都宮在住)、「千葉が優勝する瞬間を心に刻むためカメラでの撮影はしない。その瞬間をこの目で見る」(東京在住・職場が船橋)と、それぞれの思いでアリーナに入場した。

 ゲーム1は千葉、ゲーム2は宇都宮が勝利して迎えた決戦のゲーム3。きっ抗する競り合いの展開でファイナルらしいゲームとなるも、最終の第4クォーターで千葉がリードしそのまま逃げ切って勝利。3度目の挑戦でファイナルに初優勝した。

 Bリーグはコロナ禍で多くの制約の中、予定通りのゲーム数をこなしてファイナルを迎えた。島田慎二チェアマンはゲーム終了後、「今シーズンコロナの影響で、本当に何度も窮地に陥った。それでも選手たちの変わらぬプレーを見て、会場で応援するファンのみなさんの姿を見て、何が何でも、今日のこの舞台までたどり着くことを目標にスタッフ、クラブの皆さんと共に走り続けてきた」とファイナルまでの壮絶な運営遂行の経緯を報告。「Bリーグはこれからも皆さまにバスケを届け、バスケで日本を元気にするようにがんばりたい。また来シーズン開幕戦でお会いしたい」とファンに呼び掛けた。

 Bリーグはファイナルで今季のゲームを終了。各クラブは来季に向けて、体勢作りを加速している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース