横浜市営地下鉄北山田駅近くに5月28日に、シェアキッチン型のテークアウト店「Carpool(カープール)」(横浜市都筑区北山田2)がオープンする。
「焼き鳥・串揚げeni-si(縁)」の店舗を間借りして営業する同店。子育て世帯の食事作りのサポートを目的に、縁の従業員だった岸田朗子さんが立ち上げた。テレワークが進み、家で作る食事の回数が2倍や3倍になる家庭が増えている。少しでもそうした家事の負担を軽減させたいという思いと、コロナ禍によって使っていない時間帯が増えた店舗を有効活用したいという店側の利害が一致してオープンが実現した。
メニューはミニオムライスBOX、おむすびBOX(以上500円)、バナナシェイク(380円)。食べ盛りの子どもを想定し、塾前や部活終わりなど夕食前に食べられる手作りの軽食を提供する。
岸田さんは「まずは週1回の営業で、家事を一息つける時間を提供する。今後はお客さまの声を聞きながら、メニューやオペレーションを柔軟に変えてニーズに応えていきたい。ゆくゆくは家庭の夕食に添えられるメニューを用意して、子育てをする方の食事作りをサポートできたら」と話す。
営業は金曜の14時~17時。フードロスを避けるためLINEでの予約を呼び掛ける。7月からは営業日を増やすことやイートインのランチ営業なども検討する。