
東急東横線日吉駅周辺のエリアで5月14日、コミュニティー通貨(電子地域通貨)を使った「SDGsつながりポイント事業」が始まった。
SDGs達成のため、神奈川県が進める同事業。カヤック(鎌倉市)が開発した電子地域通貨サービス「まちのコイン」(スマホアプリ)を通じて、住民・商店・企業に地域活動への参加を促し、社会的課題の解決を図る。
日吉エリアの事業は、小田原市、鎌倉市、厚木市に続いて4例目。同社と日吉駅西口の緑化事業を進める「HIYOSHI Green Action(日吉グリーンアクション)」が連携して展開する。
流通する日吉のコインは「ぴよ」。駅前で行われる清掃活動や花壇の植え替えなどの緑化活動に参加することで「ぴよ」を受け取れる。ためた「ぴよ」は、日吉の加盟店で利用できる。
面白法人カヤックちいき資本主義事業部の長谷川裕子部長は「日吉での活動は『緑もひともあつまるまち』がテーマ。楽しみながらコインを集めたり使ったりすることで、緑化活動をすすめ、地域と学生、子どもたちがつながるきっかけにできたら嬉しい」と話す。
日吉のコイン「ぴよ」は、「まちのコイン」アプリをAppStoreかGoogle Playからダウンロードし、「日吉」地域を選択することで利用。