ドラッグストアや調剤薬局を展開するココカラファイン(横浜市港北区新横浜3)が8月31日、たばこ対策に取り組む企業として「神奈川県たばこ対策協力企業認定制度」の第1号に認定された。
全国に1300店以上の店舗を展開する同社。昨年は従業員に対する血糖や感染症対策などの取り組みが評価され、「健康経営優良法人2020」にも認定されている。
「神奈川県たばこ対策協力企業認定制度」は、県が8月3日からスタートした制度。卒煙(禁煙)サポートや未成年者の喫煙防止、受動喫煙防止などの県のたばこ対策に賛同する県内企業を認定する。これにより、たばこ対策の一層の推進を図る。
同社では全国の事務所、店舗、施設の敷地内での全面禁煙や、禁煙を希望する従業員のフォロー、受動喫煙などの害を学ぶ社内講習などを進めてきた。今回はこれまでの施策が評価され、第1号に認定された。
今後は県の卒煙サポートプログラムなども活用し、「社内喫煙率0パーセント」を目指す。