地域情報サイト「菊名池古民家放送局」が現在、東急東横線沿いの菊名・妙蓮寺・白楽エリアのテークアウトに対応している飲食店を紹介している。
「地元民の、地元民による、地元民のためのサイト」をモットーに昨年12月にスタートした同サイト。菊名周辺エリアの「人」にフォーカスしたインタビュー記事やイベントなど、街に根付いたローカル情報を発信している。運営は古民家レンタルスタジオなどを展開しているHUG(横浜市港北区菊名2)。
今回の企画は新型コロナウイルス感染拡大の影響により苦境に立つ飲食店を応援しようと4月2日から始めた。編集部で街を巡回しながらテークアウトに対応する店を調査し、SNS情報や読者からの投稿も加えてリスト化した。現在40店舗以上が紹介されている。
HUG社長で編集長の酒井洋輔さんは「休校や外出自粛要請によって来客数が減少する地元飲食店の店主らが、新しくテークアウトを始める動きを知り企画した。特色ある個人飲食店は街の財産。その財産が無くなると街の魅力や景観は変わってしまう。それらを守っていくのも大切なまちづくり」と話す。
リストは更新を続けており、店舗や利用者からの情報提供を呼び掛けている。