
子育て支援施設「ハッピーひろば」(横浜市都筑区茅ケ崎東3)が12月5日に、横浜市営地下鉄センター南駅近くにオープンする。
横浜市の補助事業「親と子のつどいのひろば」の一つとして開所するこの施設。未就学児の親子向けに、子育てに関する相談対応や親子の交流、関連情報の提供などを総合的に支援するもので、市内では各区でそれぞれ市民活動団体が運営している。
都筑区内4カ所目の「親と子のつどいのひろば」となる「ハッピーひろば」を運営するのはNPO法人H&K。長年都筑で子育てサークルを運営してきた「ハッピーラボ」と食育活動を展開してきた「小松菜プロジェクト」が協力して今年4月に立ち上げた。
広さ約55平米のマンションの一室を改装した施設内では、絵本やおもちゃで遊べるほか、オムツ交換できるスペース、子育て情報ラックも用意した。開館時間中は2~3人のスタッフが常駐し1日約10組を受け入れる予定。現在未就学児を育てているスタッフや小学生、中学生の子どもをもつスタッフも多く、利用者と同じ目線で対応する。
施設責任者の中尾文枝さんは「事務的なことではセールスフォースなどの顧客管理のデジタルツールを使って、利用者のデータを管理していく。蓄積されたデータを分析して、地域の子育て状況を把握し、新たなニーズなども掘り起こせたら」と話す。
開館は月曜・火曜・木曜・金曜の9時45分~15時45分。利用料は大人1人1回200円、子どもは無料(登録料1家族100円)。予約不要。