横浜・港北を中心にタクシー・ハイヤーサービスを展開している三和交通(横浜市港北区鳥山町、TEL 045-471-8361)が5月15日、笛を吹くだけでその場所にタクシーが配車されるデジタル端末「タクシーホイッスル」の一般販売を始めた。
心霊スポットを巡るツアー「心霊タクシー」や忍者の装いで迎車をする「忍者でタクシー」など、ユニークな企画を展開している同社。タクシーの配車や月額利用ができるスマホアプリ「三和交通アプリ」(iOS、Android対応)も提供している。
昨年、クラウドファンディング「Makuake」を利用して、タクシーホイッスルの商品化プロジェクトをスタート。開始5日で100人近い支援者が集まり、目標額50万円を達成した。
同商品は三和交通アプリとBlutoothでペアリングさせて使用。ホイッスルを吹くと位置情報がスマホ経由でタクシードライバーに伝わり、タクシーが配車される。バッテリーはボタン電池で最大約2カ月使用可能。
同社広報課の小澤千秋さんは「今までのように場所の説明をしなくてもいいので、小さなお子さんやスマートフォン操作に自信のない方にもおすすめ」と話す。
価格は3,500円。対応エリアは同社営業エリアの横浜・多摩・埼玉エリア。