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AI時代見据えた新校舎が高木女子に完成 来年には校名変更も

3Dプリンターなどを備えた電子工作スペース「メーカーズハブ」も設置

3Dプリンターなどを備えた電子工作スペース「メーカーズハブ」も設置

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 高木学園女子高等学校(横浜市港北区菊名7)内に10月31日、国産OS「TRON(トロン)」開発者として知られる坂村健博士監修のIoT(モノのインターネット)化した新校舎が完成した。

 創立110年を迎えた同校は、AIが活用される世の中を生きるために必要な教育を見据え、2019年度から「英理女子学院高等学校」に名称変更する。教育内容も刷新して、普通科内に「iグローバル部」「キャリア部」の2部門を設置して、新たな教育をスタートさせる。

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 今回完成した新校舎は、築24年の校舎を全面改装したもの。6教室と職員室、100人収容のラーニングホール、3Dプリンターやレーザーカッターなどを備えた電子工作スペース「メーカーズハブ」を設置した。「テクノロジーを活用して世界で活躍できる女性を育成する」ために新設される「iグローバル部」在籍の学生が利用する。プログラミングによって解錠するロッカーやデジタルサイネージ、教室にはプロジェクター対応のホワイトボードなど、坂村博士のアドバイスでこれからの教育に必要な設備を用意した。

 同校ではこれまで、民間企業の社員を招いた活動を積極的に行ってきた。スリーエフや森永乳業、チェリオコーポレーションなどと、実際に新商品を開発して、全国販売を成功させている。今後「メーカーズハブ」は、商品開発におけるプロトタイプ製作や課外活動などでの利用も期待される。

 新校舎の運用開始は2019年4月を予定。