東洋英和女学院大学(横浜市緑区三保町)で12月19日、クリスマス礼拝が開催される。
キャンパス内の礼拝堂で、キャンドルの明かりをともし、イエス・キリストの誕生を祝う同行事。毎年学生や教職員、地域からの参加者など300人以上が訪れる。
当日は牧師による説教のほか、パイプオルガンやハンドベルの演奏、メサイヤ合唱が行われる。
併せて、12月25日までの期間、若葉台営業所管内の路線を走っている横浜市営バス「イルミネーションバス」がキャンパスに登場予定。これは車両のなかのクリスマス装飾を同大国際交流部の学生と留学生が手掛けた。
深井智朗院長は「ヨーロッパでは100年前のクリスマス、第一次世界大戦のなか迎えた。この晩はひとりの聖職者の呼びかけで一夜だけ休戦し、礼拝のあとはサッカーまで楽しんだという。敵意と憎しみを捨て、心の平安を受け取った夜だった。現代も直面する課題や戦いがあるが、どうぞこの夜は礼拝に出かけてほしい。静かな森の礼拝堂でお待ちしている」と話す。
開催時間は18時10分~。入場無料(予約不要)。