港北経済新聞の2016年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、第三京浜港北ICの進入路変更を伝えた記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 第三京浜港北IC、一般道からの進入方法を変更 ドライバーは注意必要(12/12)
2. プラレールアーティストが公開レイアウト組み上げ セン北の親子鉄道カフェで(11/10)
3. センター南の夜景スポット「トトロ」が見頃 区役所通りの歩道橋からくっきり(12/1)
4. 1日10個限定のやわらか過ぎる「泡雪ティラミス」 シュゼット横浜工場で直販(1/22)
5. 第三京浜港北ICと首都高生麦JCT結ぶ「きたせん」が2017年3月開通へ(9/16)
6. ららぽーと横浜が大規模リニューアル 約40店舗が新規・改装オープンへ(3/17)
7. 新横浜公園にサンタあらわる? シュールな姿が隠れた恒例企画に(12/16)
8. 神奈川なでしこブランド認定商品を紹介 都筑のみんなのキッチンでイベント(10/31)
9. 都筑ふれあいの丘にイタリアンオープン 特注の石窯でピザ焼く(5/25)
10. ディープな「裏ヨコハマ」にようこそ 三和交通が観光地ではない横浜巡るツアー運行(3/28)
1位は、5位にランクインした第三京浜港北ICと首都高生麦JCTを結ぶ「きたせん」工事に関連した進入路変更の記事。利用方法が大幅に変更されたことと、来年3月に開通予定の「きたせん」への関心が高かったことから、PV数が伸びた。
2位は9月にオープンした鉄道カフェ「トレイントイズ」で行われたイベントの話題。プラレールアーティストとして有名なぺたぞうさんが来店して、大規模なレイアウトを完成させた。
3位、7位は街の面白スポットを紹介した記事。写真のインパクトもあってSNSでシェアされた。
4位は1日10個のみ提供という超限定商品の「泡雪ティラミス」を紹介した記事。運送が困難なため、工場での直販を行った。
6位は港北エリアの誇る大型ショッピングモール「ららぽーと横浜」の話題。2013年以来の大規模リニューアルが行われ、約40店舗が新規・改装オープンした。
8位は県内の女性が開発に関わった商品を県が認定する「神奈川なでしこブランド」の記事。センター南駅にあるコミュニティースペースみんなのキッチンで、同ブランド認定商品を紹介した。
9位は都筑ふれあいの丘駅にオープンした「Pizza House TSU KU RU YO」の話題。特注の石窯で焼いたピザは好評で、ランチ時間帯は多くの来店客でにぎわっている。
10位はタクシー・ハイヤーサービスを展開している三和交通が運行したタクシーツアーのニュース。心霊タクシーや三億円事件タクシーなどユニークなツアーを企画してきた同社が、ディープな夜の横浜を紹介する内容で、賛否意見は分かれたが注目された。
港北エリアでは、来年「きたせん」が開通し、数年後には第三京浜と東名高速をつなぐ「ほくせいせん」の開通や相鉄線・JR線・東横線の相互直通運転などを控える。今後は車や鉄道の交通の流れが大きく変わることで、街の動きもこれまでとは違ったものになるだろう。2017年も港北経済新聞は、魅力あるエリアの動向を「街の記録係」として発信していく。