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ランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ 都筑の倉庫で「旅立ち準備」

全国から集められたランドセルの開梱・検品・学用品の箱詰めの作業が行われた

全国から集められたランドセルの開梱・検品・学用品の箱詰めの作業が行われた

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 横浜貿易倉庫港北営業所(横浜市都筑区池辺町)で4月2日、使用済みのランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ贈る活動「ランドセルは海を越えて」の旅立ち準備ボランティア・イベントが行われた。主催はランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売しているクラレ(東京都千代田区)。

約190人のボランティアが参加した

 6年間使用したランドセルを全国から集め、アフガニスタンの子どもたちに贈る同活動。アフガニスタンでは勉強道具が不足していることから、使用できるランドセルの仕分けとともに、ノートなどの学用品を詰めて、現地に贈っている。2004年から始まったこの活動ではこれまで、10万個以上のランドセルが子どもたちに届けられた。

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 今年も1月からウェブサイトを通じて使用済みランドセルを募集。全国から約8000個が寄せられた。

 当日は同社社員のほか、ランドセル寄贈者、活動を後援する国際協力NGOジョイセフ(公益財団法人)、社団法人日本かばん協会ランドセル工業会の呼び掛けで集まったボランティア約190人が集合。全国から寄せられた約8000個の使用済みランドセルの開梱・検品・学用品の箱詰めの作業「旅立ち準備」を行った。

 クラレ経営企画室IR・広報部の齊藤陽介さんは「10年以上続けているこの活動では、ランドセルの寄贈後、毎年ボランティアとして参加してくださるリピーターの方も多い。皆さまの協力で息の長い活動を続けられたら」と話す。

 「旅立ち準備」が整ったランドセルは5月にアフガニスタンへ向けて出発。各種検品などを経て、今年秋頃にはNGOジョイセフの協力で子どもたちに届けられる予定。