東急東横線綱島駅改札前で1月12日、ネットスーパー商品の受取用冷蔵ロッカーの試験運用が始まった。運営は東京急行電鉄(東京都渋谷区)と東急ストア(目黒区)。
冷蔵ロッカーは東急ストア商品をインターネット上で購入できる「東急ストアネットスーパー」専用のサービス。スマートフォンやパソコンから購入した商品を、利用者の都合の良い時間帯に受け取ることができる。
綱島駅には東急ストア綱島駅前店があったが、東急東横線高架橋耐震工事の影響で1月8日に閉店した。同店は1963(昭和38)年の開業以来、52年間周辺住民に親しまれており、「閉店後買い物が不便になる」という声もあったことから、同サービスの試験運用が始まった。
利用には東急ストアネットスーパー会員登録が必要となる。当日受取時間帯は、10時までの注文で13時30分~15時30分、12時までの注文で16時~17時30分、14時までの注文で18時~21時。7日先までの指定が可能。
東急ストア社長室広報の山田亮さんは「3つの時間帯で受取時間を選ぶことができる。仕事帰り、お出かけのついでに手早く商品を受け取れるので、時間を節約したい方におすすめしたいサービス」と話す。
ロッカーの利用料金は1回324円。購入金額1,500円以上でロッカー利用料無料(4月1日からは2,500円以上)。試験運用は今秋まで。