障がい者と社会の接点感じてほしい 「日総ぴゅあ」が夏の感謝祭

日頃のチャレンジドスタッフ(障がい者社員)の活動や成果の発表の場として毎年開催してきた

日頃のチャレンジドスタッフ(障がい者社員)の活動や成果の発表の場として毎年開催してきた

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 障がい者雇用促進に取り組む日総ぴゅあ(横浜市港北区新横浜1、TEL 045-470-3920)は6月11日・12日、同社1階エントランスホールで障がい者社員の業務発表や同社商品を紹介する「夏の感謝祭」を開催する。

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 製造業系総合人材サービス事業の日総工産の特例子会社として2007年に設立された同社。障がい者雇用コンサルティングの展開のほか、社内では多くのチャレンジドスタッフ(障がい者社員)を雇用し、ハーブ&ティ「ぴゅあたいむ」など自社ブランドの商品開発・販売も手掛けている。

 夏の感謝祭は、日頃のチャレンジドスタッフの活動や成果の発表の場として毎年開催してきた。当日は自社ブランド商品の販売や軽食コーナー、マッサージ施術ブースを展開。チャレンジドスタッフがこれまでの仕事とこれからの夢について発表するほか、同社の障がい者雇用事業の紹介なども予定する。

 今年は「横浜ぴゅあマルシェ」と題して、横浜で生産された野菜も販売。5月22日にはチャレンジドスタッフが、横浜野菜生産農家「平本ファーム」(横浜市神奈川区)の農作業を実際に手伝ったという。会場では彼らが携わった農家の野菜を自分の手で販売する。

 同社の感謝際プロジェクトリーダーの吉田敏さんは「今回の目的は、彼らから発信する社会貢献や地域社会との共存共栄。一般的に障がい者と言えば守られるだけの立場と思われがちだが、そんなことはなく、彼らにも出来ることは沢山あり、彼ら自身も社会で生きる一員なので、その社会との接点を感じてほしい」と話す。

 開催時間は、両日とも12時~16時。

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